水不足が免疫力を下げる
水は健康の源
体内の水不足は細胞の代謝を妨げ免疫力低下の原因になります。
神経伝達は水によってなされ、食べ物を消化する際には大量の水が使われます。
頭を使う時には脳に水が集まり、運動する時には筋肉や関節に水が移動してエネルギーを作り緩和剤となっています。
限られた体の中で水は必要な場所に必要に応じて移動し、水が不足すると細胞が異常信号を発します。
これまで原因不明と診られてきた様々な病を水代謝から起きる異常信号と診ることで水の存在が免疫力を維持する重要な要素であることがわかります。
水代謝から見た医療
水は食べ物や飲料によって補給され、汗や尿、呼吸などによって体外に排出されます。
体内に十分な水が無い時、各細胞は自らの水分を確保するために渇きの信号を送り始めます。
水不足の信号を放置したり、誤診し間違った処理をすると細胞の代謝が衰え病へと進展します。
病は水不足のサイン
※コレステロールは細胞を守る大切な成分
コレステロールはホルモンの原料であると同時に、水田のあぜ道のように細胞膜の隙間に流れ込んで水の浸透力を制御しています。コレステロールの増加は細胞から水を奪われないようにする細胞の防御反応と見れます。
水が不足すると細胞から水が流れ出すのを防ぐために細胞が大量のコレステロールを作り出し、水が十分に行き渡るようになればコレステロールは次第に減ります。
過剰なコレステロールは水不足のサイン
※高血圧の間違った治療
水不足が進行すると血管が細胞に水を奪われないよう毛細血管を閉じ血流を抑えるようになり、その結果血圧が高くなります。高血圧の治療には利尿薬を使いますが、血液中の水分を排出し血液の量を減らすことによって血圧を下げる処置です。
体が水を保とうとしているのに「利尿薬を飲んで水を出せ」と言った治療です。
高血圧は飲む水の量を増やすことで治療すべき
※頭痛薬は飲むな
細胞は水不足に陥ると危険信号を発します。その一つがヒスタミン。痛みを伝えるホルモンです。抗ヒスタミン剤とは細胞が発している危険信号を遮断する薬です。
頭痛、アレルギーなどはその信号の原因である水不足を解消することによって治療すべきで、
痛みのサイン忘れててはいけない
※糖尿病
血糖を調整するホルモンがインシュリン。すい臓はインスリン以外にも胃から来る酸を中和するため重炭酸塩を含む大量の水溶液をつくりだします。
食物の消化に大量の水を提供することがすい臓の主な役目です。深刻な水不足状態になればインシュリンの製造はできても消化を優先するためにインシュリンの分泌は抑えらます。
高血糖は水を飲むことで解消すべき
喉の渇きのサインでは遅い
体内の水分量は歳を取るごとに減少し、喉の渇きを感じにくくなるため更に水不足に陥るようになります。
飲む水の量が減れば細胞から水不足のサインが送られます。
水を求める体の叫びを薬で処理するようになると更に慢性水不足に陥ることになります。
カフェインとアルコール
ストレスを感じると脳は様々なホルモンを分泌し緊張状態をつくります。アルコールやカフェインは一部のホルモン分泌を抑える作用があるため一時的にストレスから解放されようになります。
しかしアルコールやカフェインの利尿作用が水不足を進行させることになってしまいます。
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