重症化するアトピー性皮膚炎の原因
アトピーの相談が年々増えているように思いますが?
ほとんどが薬物中毒よ!これからアトピーは益々増えるだろうね。
薬の使い方を知らないからネ!
アトピー性皮膚炎の原因
皮膚は外界との境界を作ると同時に空気や水分を呼吸する最大の臓器と言われ免疫の最前線ともなっています。皮膚の免疫力と皮膚に住む常在菌がバリアとなって外界から体を守っていますが、何らかの原因によって免疫機能が崩れることにより起きる皮膚炎をアトピー性皮膚炎と言います。
虫刺されやかぶれといった皮膚炎は正常な免疫反応ですが、その後、皮膚炎が重症化するケースがあります。
多くの事例からアトピー重症化の原因には一つの法則があるように思えます。
アトピー性皮膚炎が重症化する原因
- 原因1:薬が身近になりすぎてしまった <スーパーでも買える薬が薬依存を促進>
- 原因2:病気に対する無知と薬に対する無知 <アトピーが皮膚炎と思い込むことで起きる間違い>
原因1:身近になりすぎた薬
かつて身近に病院がなく手軽に薬を使う事もできない時代がありました。 易々と病気になることも出来ず、一旦病気になれば生死を決める事にもなりかねません。 そのような時代は生活が体に対して敏感であり、健康を保つための知識も豊富にありました。 いざ病気になってしまった時も自然の力を利用する知恵と知識がありました。
今は風邪には風邪薬、お腹が痛くなれば胃薬と、何がどのように作用してどんな効果があるのかを知らなくても手軽に薬を使う時代です。
「葛根湯」を風邪薬と勘違いしている人も多く、
使い方によっては風邪以外にも効果があるが、
人によっては副作用があることを知る人は少ないのではないでしょうか。
原因2:無知が原因となる複雑なアトピー
アトピーという医学用語は、アレルゲンに強く反応する傾向(いわゆるアレルギー)のことであり、 気管支喘息、鼻炎などのアレルギー疾患と同じ部類に属します。 特にアレルギー反応が皮膚に現れたものをアトピー性皮膚炎と言います。
●初めは虫刺され・あせも、かぶれなどから始まる湿疹。これは正常な皮膚の防衛反応です。
この時点ではアトピーではありません。
一昔前は虫に刺された後、そこが化膿しておできになる事がよくありました。
おできから膿を絞り出したあの痛みは今でも忘れられません。
●正常な防衛反応からアレルギーに移行
病院に行く目的は「痒みを早く止めたい」「痒みを止めてほしい」
お医者さんは患者さんの期待に応えるために病院でしか出せない強い薬を出します。
薬は大きく2種類、ステロイドと、抗ヒスタミン剤
ステロイドは痒みを止める効果が高いため必ず処方されます。(痒みはすぐに止まります)
抗ヒスタミン薬は痛み(痒み)を伝えるヒスタミンというホルモンの受け渡しを阻害する薬です。
ここでは薬がどのように体に作用しているのかステロイドを例にとって解釈してみましょう。
元々自然界には無い化学薬品を肝臓は無毒な状態に分解するために四苦八苦します。 分解しきれなかった毒物(薬)は身体中を巡り臓器や健康な細胞にも作用します。
免疫力が弱まった皮膚は、
健康な人には害とならない「黄色ブドウ球菌」に対する抵抗力も低下し、新たな皮膚炎が発症していきます。
- 皮膚の免疫力低下が原因で多種多様な菌が住み着いている
- 血液調整機能の低下による皮膚の水分調整力の不能
- 皮膚への血液不足による皮膚細胞再生力不能
- 皮膚の黒色化、むくみ、硬質化
- 極度の便秘と食欲不信
- 痒みが続くことによる精神的なイライラ、睡眠不足
あげればキリが無いですが、その後複合的な症状に移り、
次第に複雑な病名がつけられます。
薬に対する無知から始まるアトピーは
薬の副作用による症状を薬で治すための対処療法が繰り返され、最終的には本当に訳の分からない複雑な病名がつけられます。その病名に対してさらに強い薬が処方されるというイタチごっこが繰り返されます。
アトピー性皮膚炎が重症化するする本質的な原因は
薬に対する無知と結論づけています。
ステロイドの副作用: 角膜ヘルペス ・緑膿菌感染症 ・創傷治癒遅延・緑内障・ 後嚢白内障・過敏症・刺激感 ・肝機能障害・腎機能障害など
抗ヒスタミン薬の副作用:頭痛・眠気・嘔気・腹痛・眩暈・倦怠感・白血球減少・疲労・不眠・神経過敏・白血球減少・アナフィラキシー・ 血管浮腫・潮紅・過敏症状・肝機能障害 など