免疫力低下のサインを見逃さない

免疫力

免疫力低下のサイン

貧血:
ヘモグロビン（鉄分不足）を言うのではなく血液の絶対量の不足が貧血です。
朝起きられない、めまい、疲れやすい、高血圧、低血圧などは貧血のサイン

便秘:
腸の運動能力の低下。漢方では筋は肝に繋がると言われます。
代謝が低下すると腸の筋肉活動が低下します

冷え性（低体温症）:
新陳代謝の低下、細胞力の低下は血液の量の不足と循環の停滞です。

血液循環の停滞が代謝の停滞を意味します。
代謝が停滞すると免疫力は低下していきます。

免疫とは細胞の力

誰しも若い頃は免疫力は高く20代を境に免疫力は下がり様々な病気に巡り会うことになります。
つまりは免疫力の低下の第一要因は老化が絡んでいると思っています。
体の中では細胞は常に作り替えられているわけですが（代謝といいます）
若い細胞は元気で少々の病気は跳ね返します。

新陳代謝が活発な時は免疫力は高く、代謝が低下すると免疫力が下がる。
つまり健康で若い細胞を作る力が免疫力であると考えます。

体は細胞の集合体

一つ一つの細胞が健康に存在していること。
体は細胞が健康に存在するための細胞同士が助け合うシステムであり、
一つの細胞が傷つくと他の細胞が応援に現れ、お互いに補いあう仕組みになっています。
助け合う細胞同士の健康力が免疫力を大きく左右します。

免疫力を高めるもの

免疫力向上の基本は細胞の若返り（代謝）
細胞は水と酸素からエネルギーとタンパク質を作り自らも再生し続けます。
代謝のために必要なものは健康な血液、重要な要素は量と質と循環です。
血液の量と質は肝臓と腎臓が監視します。

過剰な栄養素と排毒能力の低下

細胞は古くなった組織を分解し二酸化炭素と窒素（アンモニア）を排泄します。老廃物は血液に乗って肝臓で無毒化され腎臓や肌から体外に排泄されます。この排泄機能が正常に働かないと免疫は低下します。

免疫力を下げる要因

どうやら人間は溜めることは得意だが出すことは不得手のようです。
体は飢餓に備えるため余った糖を脂肪に変えて体内に備蓄します。
飢餓の心配のない現代社会においては、脂肪は増え続けます。
現代人はカロリーの取り過ぎ（食べ過ぎ）と言っても過言ではありません。

細胞の老化が免疫力低下の一要因

細胞が健康に働けば臓器は正常に働きます。
しかし時間と共に細胞の代謝も遅れるようになり、いわゆる老化が始まります。
細胞の老化につれ、これまで処理していた老廃物の処理が遅れ代謝も低下します。

免疫力を高めるためには

貧血、便秘のサインは血液調整機能の異常、肝臓と腎臓機能低下のサイン。
肝臓と腎臓は沈黙の臓器と言われ、
検査ではなかなか姿を現しませんが表に出てきた時の症状はかなり進んでいる状態です。
小さなサインを見逃さないことが免疫力を維持するために必要になります。